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『ファッションカラー』『ファッションラボ』 編集部ブログ
by F編集部
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連載コラム
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チャオ!
BMがお届けする「COLOR de 衣食住」 今回は2回目
グリーンの衣です!
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こちらは、もうご存知のブラックウォッチ。
グリーンと深いネイビーで構成されています。
このブラックウォッチもタータンチェックの1つなのですが、タータンチェックとはもともと、民族や家紋を表していて、それぞれを識別するために生まれた柄です。
スコットランドのハイランド地方で生まれた、有名な話ですね。

ハイランドのキャンベル氏族が護衛グループを抱えていたのですが、その中で夜警のため夜の闇に姿を見え難くする、闇のような色のタータン。それがこの「ブラックウォッチ」となりました。
ちなみにこの”黒の見張り番”は正規のレッドコート軍と区別する、”秘密の見張り軍”とも呼ばれていたそうです。

さて、少し話は飛びますが
同じ柄のお話で、アラン模様も興味深い背景があります。
こちらはアラン諸島の漁師のため、家々で編んだセーターの柄で有名ですが、そこにはいろいろな意味が込められています。
縄模様→大漁と命綱
菱形→成功と富
蜂の巣→仕事への感謝や報酬
ジグザグ→海岸線の風景
こちらもその家ごとに、親から子へと引き継がれていたようです。

この、楽しい柄のお話の続きは、1月に発売の「ファッションラボ Vol.13」にて乞うご期待!!

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# by fashioncolor | 2012-12-03 13:21 | BMの連載コラム
連載コラム
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室長の週刊ミュージックカラー

“色”を愛でること40年。『FASHION COLOR』も統べる会社の屋台骨・企画室の室長による色を感じる音楽案内。
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#02 類似色相・類似トーンを分かつ巧妙な黒
MOZART「ピアノ協奏曲 20番, 27番」



ハロー、室長です。今回は、大人の教養・モーツアルトについて。

私はクラシックには詳しくないのですが、少ない音楽体験の中から、これはいいというものを挙げるとすれば、モーツアルトのピアノ協奏曲の20番から27番まで。モーツアルトのピアノ協奏曲の後期のものはとびきりの名曲ばかりです。様々な音楽家が録音していますが、私が好きなのは、フリードリヒ・グルダのピアノ演奏で、ウィーン・フィルをクラウディオ・アバドが指揮しているもの。録音は1974年です。

グルダがピアノを弾くモーツアルトのピアノ協奏曲は老舗レーベル・グラモフォンから2枚に分けて発売されていたのですが、このアルバムは2枚組にされたものです。20番・21番・25番・27番が入っているのですが、1枚目に20番が入っていて、2枚目に27番が入っています。茶色のピアノの写真と黄土色の類似色相、類似トーンの配色ですが、境目に黒い影を入れセパレーションした明快な配色。このレコードの音楽のイメージをよく表していると思います。

20番を挙げたのはもちろん素晴らしいからですが、ちょっと面白い特徴があるからです。実は第一楽章の中の旋律に「何コレ!」と思わず驚いてしまう、日本の演歌に使えそうな旋律があるのです。聴いたことのない人はぜひ聴いていただきたい。本当におもしろいんです。クラシックの中に演歌のような旋律が入っているのですから。

27番はモーツアルト最後のピアノ協奏曲です。他のピアノ協奏曲とはかなり感じが違い、かなりシンプルというか、達観しているというか。記録によりますと、この曲は1791年1月5日に完成したということですが、モーツアルトはその年の12月5日に35歳で亡くなっています。27番を作曲している時にモーツアルトは、間もなく自分が死ぬことがわかっていたのでしょうか。そういった想いで作曲していたように私には感じられてなりません。

それにしてもモーツアルトは、よくあれだけ次々と様々な旋律を造ることができたものだと感心します。モーツアルトの作曲のスピードから考えると、あれこれ考えて作曲したというのではなくて、もともと自分の中に曲があって、それを譜面に書いていったという感じです。とはいってもピアノ協奏曲27番は1788年頃に第1楽章を手がけて1791年に完成したということですので、モーツアルトといえども苦労していたのでしょう。

モーツアルトが生きていた頃は、モーツアルトの作曲するような音楽は上流階級の人しか聴くことができませんでした。現在のようにレコードやCDといったもののない時代ですから、演奏会に出かけて聴くしかない。今では私のような普通の庶民でもモーツアルトを聴くことができます。自分が死んでから200年後の一般庶民、ましてはるか遠い極東の人が自分の造った音楽を聴くなんて、考えたことがあったのでしょうか。おそらくそんなことは考えもしなかったのではないでしょうか。


#[PCCS]d7
#[MUNSELL]3.5Y 7/8
#[CMYK]C=0, M=25, Y=100, K=20
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# by fashioncolor | 2012-11-29 18:07 | 室長の連載コラム
連載コラム
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チャオ!  編集部員BMがお届けする連載
「COLOR de 衣食住」です。
毎回1つのCOLORをもとに、衣食住にまつわるアレコレをお届けします。
まず第一回は・・・
今年から来年に向けて気になるグリーン ☆★
パート1は ライトグリーンな食のアレコレ
ライトグリーンと言えば、私にとっては 誰が何と言おうと!アボカド&ズッキーニ。
もうこの2つは 冷蔵庫を開けるといつでもあるといってもいいくらい大好きな食材です。
アボカドの皮の色は グリーンから徐々にダークブラウンへ。。。
このブラウンが食べ頃ですが、グリーンの頃にたくさん買って冷蔵庫へ食べたい日に合わせて室温に数時間置いておくのがコツ。
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そしてこのアボカド。高タンパクで栄養バランス満点な上になんとゴボウ1本分の食物繊維…とギネスに登録されている優れものフルーツです
老化防止のビタミンEを多く含んでいる他、肝臓機能を高める働きもあり
お酒の好きな方にももってこいな食物。
また、これからの季節、リノール酸やリノレン酸がセラミドを作り出し乾燥を防ぎ美肌にも最高!な食材なのです。
ではでは、今回は みんな大好き!簡単カフェごはん です。
このアボカドとズッキーニは、とにかく何にでも合うのが最大のポイント。
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今回は
ささみとひき肉の照り焼きに
やっぱり鮮やかなグリーンの小口ねぎをたくさん盛って、のりとゴマで仕上げました。
その他にも、ライムを絞ってベトナム風!
目玉焼きを乗っけてタイ風!
と、アレンジいろいろ。 
みなさんもどうぞお試しください。

次回は
グリーンな 衣 でお届けしまーす!
# by fashioncolor | 2012-11-26 11:32 | BMの連載コラム
連載コラム
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室長の週刊ミュージックカラー

“色”を愛でること40年。『FASHION COLOR』も統べる会社の屋台骨・企画室の室長による色を感じる音楽案内。

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#01 黄色いジャケット
MILES DAVIS「WE WANT MILES」



ハロー、室長です。
今回は、ジャズ界で最も尊敬するマイルスについて。

マイルス・デイビスのたくさんあるアルバムの中から一番好きなものを挙げるとすれば、私はこの「WE WANT MILES」。

みなさんご存じのようにマイルス・デイビスはジャズ界の帝王であり、チャーリー・パーカー以降のジャズの歴史を作ってきた人物です。多くの伝説を残してきたマイルスですが、数ある偉業の中で最も強調すべきはジャズにエレキ楽器を取り入れたことではないでしょうか。

マイルスの自叙伝によると、白人のやっているロックと比べるとジャズというのはマイナーな音楽であり、ロック・コンサートなどで何万人もの人が集まるのが羨ましくて、それで白人のロックに対向したくて、または何万人もの人が集まるコンサートがやりたくて電気楽器を取り入れたようです。

実際、1970年頃から後のマイルスの音楽はロックのような感じになりました。あちこちでロック・コンサートのようなステージもやったりしました。ジャズをメジャーなものにしたかったのでしょうね。しかし、電気楽器を使うようになって5年程たった1975年から、マイルスは活動を休止。そして1981年に復帰してまた活動を始めます。

その復帰後にあちこちで行ったコンサート・ライブを編集したものがこの「WE WANT MILES」。マイルスが活動を休止してからファン達は「いつ復帰するのだろう」と、まだかまだかと復帰を待ち望んでいました。ジャズの帝王マイルスが6年もの長い間活動を休止していたのです。ファン達はしびれをきらしていました。

そんな時に出たインパクトの強いこの黄色いジャケット。画面中央の濃い茶系のマイルスを強調するようなバックの黄色。この強い対比効果により、画面の中での扱いこそ小さいものの、トランペットを吹くマイルスが目立って見えます。

どの曲がいいかというと全部いい。とにかくかっこいい。聴いていて気持ちがいい。録音も大変良く、コンサート会場で聴いているような感じです。復帰後あちこちで行われたコンサートは、東京でも行われました。このアルバムの1曲目と4曲目に入っている「Jean Pierre(ジャン・ピエール)」は東京でのコンサートのものです。

この10年後の1991年にマイルス・デイビスは65歳で亡くなります。30年以上前の録音ですが、良いものは良い。古いなんて全く思わない。本当に良いものは何十年たっても良いものだと改めて思うアルバムです。


#[PCCS]s6とs7の中間
#[MUNSELL]10YR 7/10
#[CMYK]C=0,M=40,Y=100,K=0
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# by fashioncolor | 2012-11-22 11:44 | 室長の連載コラム
オススメのぬり絵本〜
編集部のSIです。

ファッションカラーでいつもお世話になっている
イラストレーターの渡辺直樹さんがこの度
「昭和のファッション おしゃれぬり絵」なる本を発刊されました!
(発売元/太郎次郎社エディタス)

戦後日本の代表的なファッションが、渡辺さんの素敵なタッチでたくさん描かれております。
オトナのぬり絵マニアだけでなく、レトロファッション好きも楽しめる内容デス。

またそれぞれに詳しい解説もあり(執筆は、これまたファッションカラーでお世話になっている共立女子短期大学准教授の渡辺明日香さんが担当!)資料価値もある一冊です。

気になった方は書店でチェックしてみてください!
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# by fashioncolor | 2012-11-13 10:42 | NEWS!!