『ファッションカラー』『ファッションラボ』 編集部ブログ
by F編集部
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
ブログパーツ
連載コラム
b0220780_18265528.jpg

室長の週刊ミュージックカラー

“色”を愛でること40年。『FASHION COLOR』も統べる会社の屋台骨・企画室の室長による色を感じる音楽案内。
b0220780_18294694.jpg

#05 起こりえなかった再結成
EAGLES「HELL FREEZES OVER」



アロ~ハ、室長です。
ちょっと気分を替えるにはまずは挨拶から。初見の方はスルーしてください。

イーグルスなんて今の若い人は知らないんじゃないかな。イーグルスを取り上げるなんていかにもオジサンという感じだけど、オジサンなりに書きたいことを書かせて頂きます。

イーグルスは1972年から1980年ころまで活躍したグループで、1976年発表の「ホテル・カリフォルニア」が有名です。「ホテル・カリフォルニア」が出た頃は、どこにいっても「ホテル・カリフォルニア」が流れているという感じでした。1982年にバンドを解散しますが、1994年に再結成します。

「HELL FREEZES OVER」は新曲と再結成の時に行ったライブを収めたアルバムです。私はいつも2曲目の「love will keep us alive」から聴きます。1曲目の「get over it」は元気がよすぎて、バラード風なのが好きな私の好みにはちょっと合いません。2曲目から聴くとバラード風な曲が続き、BGMとして聴いてもいい感じです。

6曲目に「ホテル・カリフォルニア」が入っていますが、76年の時のとは大分感じが違います。12曲目に「テイク・イット・イージー」が入っており、12、13、14とアップ・テンポな曲が続き、最後の15曲目にスローな「デスペラード」で締めくくりとなるのですが、私はいつも2曲目から11曲目までを聴いています。バラード風な曲ばかりですが、そんな聞き方も有りでしょう。

このアルバムの中でイチバン好きな曲は、やっぱり2曲目の「love will keep us alive」。ティモシー・シュミットの声が好きです。ラインディー・マイズナーの後継として、アルバムでいえば「ホテル・カリフォルニア」の後の「ロング・ラン」の時からイーグルスに入った人ですが元はポコのメンバーで、独特のカントリー風の少し高い音の声です。ポコの「インディアン・サマー」でもティモシー・シュミットの声が聴かれ、このアルバムも好きなアルバムです。

アルバム・タイトルの「HELL FREEZES OVER」の意味をネットで調べてみますと、Weblio辞書に「when hell freezes over」についての意味があり、イディオム表現で「決してない、絶対起こりえない」という意味だとあります。直訳すると「地獄が凍りついたら」ですが、「地獄は熱く炎が燃え盛るところであり凍りつくことはありえない」ということから「決して起こりえない」という意味を表す慣用句だそうです。解散したイーグルスが決してありえないと思われた再結成をしたということからこのアルバム・タイトルになったのでしょう。

アルバム・ジャケットの配色はベージュと白。小さくEaglesと黒文字で書いてありますが、どちらかというと地味な配色です。「凍りついた地獄」を表現しているのでしょうか。
b0220780_18321798.jpg

「HELL FREEZES OVER」をAmazonでGet!

気に入っていただけましたら、
こちらをポチッとお願いします。

にほんブログ村 ファッションブログ トレンド情報(ファッション)へ
にほんブログ村
[PR]
# by fashioncolor | 2012-12-20 18:37 | 室長の連載コラム
連載コラム
b0220780_12381747.png

チャオ!編集部のBMです。
1年前のアンケートでは 春の注目カラーとして支持の高かったイエロー。
ファッションにスポーツ要素が加わると、素材のスエット、グレーに連想されるカラーとして相性バッチリなイエローが、よくアクセントとして浮上します。
今回の連載コラムはイエローの食!です。

イエローと言って私が浮かぶのはサフラン!
アヤメ科の植物で、観賞用はクロッカスと呼ばれています。
b0220780_12455559.png

パエリアなど、サフランライスとして鮮やかな色付けによく使われますね。
サフランは、乾燥させためしべが紀元前から香料や染料として使われています。古代ギリシアではこの黄色が珍重され、王族のみに使う事が許される、ロイヤルカラーと称された時代もあったとか。
日本には江戸時代に薬として伝わりましたが、鎮静、鎮痛の作用があるそうです。
1gあたり¥500〜¥1,000程度と、お料理のスパイスとしては高めなのもうなずけます。
b0220780_13275992.jpg

ちなみに サフランに似たスパイスでターメリックを見かける人も多いのではないでしょうか。
こちらは別名あのウコン!なのですが、カレーで良くあるターメリックライスとして有名ですね。
こちらは栄養ドリンクで知られているように、肝臓機能に効果があるようです。

これからのパーティーシーズンに皆さんもぜひ!!

気に入っていただけましたら、
こちらをポチッとお願いします。

にほんブログ村 ファッションブログ トレンド情報(ファッション)へ
にほんブログ村
[PR]
# by fashioncolor | 2012-12-18 13:33 | BMの連載コラム
連載コラム
b0220780_13234964.jpg

室長の週刊ミュージックカラー

“色”を愛でること40年弱。『FASHION COLOR』も統べる会社の屋台骨・企画室の室長による、色を感じる音楽案内。

b0220780_13261319.jpg

#04 コントラストが最も強い白と黒
Keith Jarrett「メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー」


ハロー、室長です。

キース・ジャレットは私の好きなジャズ・ピアニストの一人です。一番好きなピアニストといっても良いかもしれません。

ジャズというと、うるさい音楽、騒がしい音楽というイメージがある方もいるかもしれませんが、このアルバム『The Melody At Night, With You』はスタンダード曲をソロピアノでゆったりと弾いたもので、ショパンのノクターンのような感じです。クラシックが好きな人が聴いても気に入るかもしれません。

録音は1998年となっていますが、キースの自宅のスタジオで1年くらいかけて少しずつ録音されたもののようです。自宅のスタジオで録音されたものであるためか、とてもアットホームな雰囲気。キースが私の家で弾いてくれている、そんな感じです。寝る前に何か聴きたいな、という時によく聴きます。

アルバム・ジャケットも、夜の静寂さを感じさせる白と黒。ご覧のようにモノクロ写真です。最も明度の高い白と、最も明度の低い黒で、最も明度差のあるコントラスト配色。しかし写真のフォーカスをぼかすことによって対比をやわらげ、緊張感がありながらもやわらかいイメージに感じられます。

キース・ジャレットがジャズの世界でどういう立ち位置かということについては、私は音楽評論家でもなく専門家でもありませんので何かを述べるというのは気が引けるのですが、私の乏しい知識をもとに書いてみます。

キース・ジャレットはジャズの帝王だったマイルス・デイビスのバンドの一員だったことがあります。マイルスはジャズの歴史をどんどん変えていった人ですが、そのマイルスの音楽がアコースティックからエレクトリックに変わった頃、1970年頃のアルバムの中にキース・ジャレットの名前が入っています。マイルスのアルバムでは『Get Up With It』『Miles Davis At Filmore』『Live Evil』など。キースはピアノやエレキピアノ、オルガンなどで参加しています。

その後もマイルスは変化を続け、1975年の大阪フェスティバルホールでのライブの後しばらくお休みして1981年に復活。晩年にはマイケル・ジャクソンの『ヒューマン・ネイチャー』など、ポピュラー音楽を演奏したりして1991年に65歳で他界しました。

マイルスの死後、キースは1993年に『バイ・バイ・ブラックバード』というマイルスの追悼アルバムを出します。何かの本に「マイルスの音楽を本当の意味で引き継いでいるのはキース・ジャレットだけだ」と書いていたように思います。あるいはキース自信の言葉だったかもしれません。マイルス・デイビスの長い音楽変遷の中でほんの1年か2年バンドにいただけなのにと思うのですが、そういうものなのでしょうか。

マイルスの自叙伝の中に、音楽の心というか神髄というようなものは一緒に音楽をやっていく中で引き継がれていくというようなことが書かれていました。マイルスと一緒に音楽をやったことがあって現在でも活躍しているアーティストは、キースの他にハービー・ハンコックやウエイン・ショーターなどがいますが、彼らはマイルスの音楽の後継者ではないのでしょうか。

それにしてもマイルス・デイビスの音楽とキース・ジャレットの音楽は表面的にはまるで違います。しかし、音楽の心という面ではマイルス・デイビスからキース・ジャレットに引き継がれたものがあるのかもしれません。


#[PCCS]W
#[MUNSELL]N9.5
#[CMYK]C=0, M=0, Y=0, K=0

#[PCCS]Bk
#[MUNSELL]N1.0
#[CMYK]C=20, M=0, Y=0, K=100
b0220780_13472468.png

AMAZONで『The Melody at Night, with You』をGet!


気に入っていただけましたら、
こちらをポチッとお願いします。

にほんブログ村 ファッションブログ トレンド情報(ファッション)へ
にほんブログ村
[PR]
# by fashioncolor | 2012-12-13 13:36 | 室長の連載コラム
連載コラム
b0220780_18291034.png

チャオ!編集部のBMです。
連載3回目のCOLOR de 衣食住。

今回はグリーンの住”についてのお話です。
皆さん「隣の芝生は青い」という言葉ご存知ですよね。
これは
他人のものは自分のものに比べると、何でも良く見えてうらやましくなる。という意味で、もともと英語のことわざからきたものです。

"The grass is always greener on the other side of the fence"
b0220780_18362543.jpg

でも英語でもgreenと言ってますが、なぜ一般に「青い」というのでしょう?
そう言えば、信号も同様に「青」と言いますね。
b0220780_1839177.jpg

これにはいろいろな説がありますが1つ挙げてみました。

奈良時代や平安時代、日本には色を表す形容詞が「白し」「赤し」「青し」「黒し」の4つしかなくその4つの言葉で全ての色を表現していました。そのため、現在の「白」「赤」「青」「黒」よりも表現する色の範囲が広く、その頃の「青」は現在の緑から紫色、灰色までを表していました。その名残が今でも残っているようです。
その他にも、正確に言えば緑色なのに「青リンゴ」「青汁」「青のり」「青虫」「青しそ」「青ネギ」「青菜」などなど、日常にすっかりとなじんで使われているものも多いです。
ちなみに 信号は1930年(昭和5年)に日本に初めて設置されましたが、その時には”緑信号”と呼んでいたようです。
これが戦後の法律で「青信号」と呼ぶように決まったそうです。緑の色目も色覚に障害を持つ方などへの配慮も合わせ、昭和50年頃から少ーし青みがかった現在の色に変わってきたそうです。

他にもいろいろな魅力のある緑色の話し。
続きは1月に発売の「Fashion Lab vol.13」をお楽しみに!!


気に入っていただけましたら、
こちらをポチッとお願いします。

にほんブログ村 ファッションブログ トレンド情報(ファッション)へ
にほんブログ村
[PR]
# by fashioncolor | 2012-12-10 19:06 | BMの連載コラム
連載コラム
b0220780_13224851.jpg

室長の週刊ミュージックカラー

“色”を愛でること40年。『FASHION COLOR』も統べる会社の屋台骨・企画室の室長による色を感じる音楽案内。

b0220780_132507.jpg

#03 赤と黄の明快な配色
ザ・ビートルズ「THE BEATLES 1」



ハロー、室長です。今回は、甘酸っぱい時代を想い起こさせられるビートルズについて。

私がよくランチを食べに行くレストランでは、いつ行ってもビートルズの音楽が流れています。いつ行っても流れているという程にビートルズの曲はたくさんあり、誰にでも好まれ、スタンダードな音楽だからでしょう。そして「ビートルズはいいな」といつも思うのです。

ビートルズが活躍したのは1962年から1970年まで。私との関係でいえば、私の中学生・高校生の時代で、多感な時代にリアルタイムでビートルズに出会ったことになります。コンサートには行きませんでしたが、新曲が出る度に興味深々であったことは確かです。

佐藤良郎著『ビートルズとは何だったのか』によりますと、ビートルズが活躍した時代は、世の中が階級社会から移り変わる時代であったということです。ビートルズが出現するまでは、上流階級の人はクラシックなどを聴いていて、黒人音楽をルーツとするロックやR&Bなどは下品な音楽として聴かなかった。ところがビートルズの音楽はあらゆる階級の特に若い人たちにあっという間に世界中で聴かれるようになりました。階級社会からの移行時期にビートルズが出現したから、あのようにあっという間に広まったのか、それともビートルズが世の中を変えたのか、どちらが先かわかりません。

何もないところから突然にあのような音楽が生まれたのではなく、ビートルズの前にエルビス・プレスリーやチャック・ベリーの音楽があってそれらの音楽は黒人の音楽をルーツとするものでした。そういった音楽の影響を受け、上流階級の人にも受け入れられるようにしたのがビートルズの音楽といえるのではないでしょうか。

マネージャーのブライアン・エプスタインの意向により、服装もデビュー前の皮ジャン姿ではなくスーツ姿でデビュー。髪の毛はマッシュルーム・カットで、あの当時としては多少の不良っぽさはあったのですが、その程度は許されたということなのでしょう。

デビューから数年後、ビートルズはコンサート活動をやめ、スタジオにこもって様々な実験的な音楽に熱中するようになります。当時の最新の機材を使って様々な音楽が作られました。ビートルズほど多くのヒット曲を残したアーティストは他にいないでしょう。歴史を振り返れば、曲の多さでモーツアルトをあげることができますが、モーツアルトの音楽は上流社会の人のための音楽であり、ヒット曲をたくさん作ったとはいいにくいと思います。

私はビートルズのどこが一番好きかというと、ジョン・レノンの声です。ビートルズの曲のボーカルはほとんどがジョン・レノンかポール・マッカートニーですが、ポールの声よりもジョンの声の方が心に訴えるものがある。ジョンの声には、ちょっと他にない特別なものを感じます。リンゴの声も個性があってリンゴの声とすぐにわかります。しかし、ジョンほど心に訴える力のある声ではないように思います。ポールとジョージの声は個性が少なく感じます。

ビートルズが解散してから40年以上になりますが、現在は多様化の時代といわれ、世界的にヒットするような音楽は生まれません。日本ではSMAPが幅広い層に人気があるようですが、ビートルズには遠く及びません。ポール・マッカートニーは現在70歳ぐらいだと思いますが、ジョン・レノンやポール・マッカートニーがあと50年遅く生まれてきて、現在20歳ぐらいだったら何をしているのかな。もしそうだったら平凡な人生を送ることになるのかな、なんて考えます。しかし、ジョン・レノンの声には力があるので、もしかしたら今20歳ぐらいのジョン・レノンやポール・マッカートニーがいたら今の世の中を変えるようなことをするかもしれないな、なんて思います。

さて、今回挙げた「ビートルズ1」というアルバムは、2000年に発売されたベスト・アルバムで、「1」というのは、ヒットチャートで1位になった曲を集めたアルバムという意味での「1」。1枚のCDになんと27曲も入っていて大変お買得なアルバムなんです。

アルバムの色はご覧のように鮮やかな赤を背景色として、大きく「1」という文字が鮮やかな黄色で入っているという配色です。赤と黄というのは色相の関係でいえば中差色相の関係になり、色相関係があいまいな関係で、西洋風の調和論からは不調和になりやすい色相関係ということができるのですが、実は中差色相の配色は東洋ではよく使われているんです。色相関係が中差色相で色相関係があいまいであっても、赤と黄では明度の差がある程度あるのであいまいなイメージにはならず明快な配色になっています。店頭ではかなり目立つ配色ですね。



#[PCCS]v3
#[MUNSELL]7.5R 4.5/15
#[CMYK]C=0, M=100, Y=100, K=0
b0220780_13281771.jpg

「THE BEATLES 1」をAMAZONでget !


気に入っていただけましたら、
こちらをポチッとお願いします。

にほんブログ村 ファッションブログ トレンド情報(ファッション)へ
にほんブログ村
[PR]
# by fashioncolor | 2012-12-06 13:38 | 室長の連載コラム