『ファッションカラー』『ファッションラボ』 編集部ブログ
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カテゴリ:室長の連載コラム( 11 )
連載コラム
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室長の週刊ミュージックカラー

“色”を愛でること40年。『FASHION COLOR』も統べる会社の屋台骨・企画室の室長による色を感じる音楽案内。

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#01 黄色いジャケット
MILES DAVIS「WE WANT MILES」



ハロー、室長です。
今回は、ジャズ界で最も尊敬するマイルスについて。

マイルス・デイビスのたくさんあるアルバムの中から一番好きなものを挙げるとすれば、私はこの「WE WANT MILES」。

みなさんご存じのようにマイルス・デイビスはジャズ界の帝王であり、チャーリー・パーカー以降のジャズの歴史を作ってきた人物です。多くの伝説を残してきたマイルスですが、数ある偉業の中で最も強調すべきはジャズにエレキ楽器を取り入れたことではないでしょうか。

マイルスの自叙伝によると、白人のやっているロックと比べるとジャズというのはマイナーな音楽であり、ロック・コンサートなどで何万人もの人が集まるのが羨ましくて、それで白人のロックに対向したくて、または何万人もの人が集まるコンサートがやりたくて電気楽器を取り入れたようです。

実際、1970年頃から後のマイルスの音楽はロックのような感じになりました。あちこちでロック・コンサートのようなステージもやったりしました。ジャズをメジャーなものにしたかったのでしょうね。しかし、電気楽器を使うようになって5年程たった1975年から、マイルスは活動を休止。そして1981年に復帰してまた活動を始めます。

その復帰後にあちこちで行ったコンサート・ライブを編集したものがこの「WE WANT MILES」。マイルスが活動を休止してからファン達は「いつ復帰するのだろう」と、まだかまだかと復帰を待ち望んでいました。ジャズの帝王マイルスが6年もの長い間活動を休止していたのです。ファン達はしびれをきらしていました。

そんな時に出たインパクトの強いこの黄色いジャケット。画面中央の濃い茶系のマイルスを強調するようなバックの黄色。この強い対比効果により、画面の中での扱いこそ小さいものの、トランペットを吹くマイルスが目立って見えます。

どの曲がいいかというと全部いい。とにかくかっこいい。聴いていて気持ちがいい。録音も大変良く、コンサート会場で聴いているような感じです。復帰後あちこちで行われたコンサートは、東京でも行われました。このアルバムの1曲目と4曲目に入っている「Jean Pierre(ジャン・ピエール)」は東京でのコンサートのものです。

この10年後の1991年にマイルス・デイビスは65歳で亡くなります。30年以上前の録音ですが、良いものは良い。古いなんて全く思わない。本当に良いものは何十年たっても良いものだと改めて思うアルバムです。


#[PCCS]s6とs7の中間
#[MUNSELL]10YR 7/10
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by fashioncolor | 2012-11-22 11:44 | 室長の連載コラム